メルマガ一覧

保険募集人がいなくなった?

  • 2017/08/04
  • Dr.ウエノの保険コラム

最近、保険ショップの退店が相次いでいます。昔は「スクラップ&ビルド」でより良い場所に移転するための退店も多かったですが、最近は「スクラップ」のみが続いています。

その要因の一つに保険ショップスタッフ不足があります。
保険ショップが出来て10年余。スタート段階では経営と一緒になって如何に集客を増やすか等々を考え、一体感を持って取り組んで来ました。そこに、4年前くらいから改正保険業法対策が入って来ました。経営はこの体制整備に注力せざるを得なくなり、ここで店舗スタッフとの密な関係が薄らいでしまいました。しかも、体制整備にお金もかかることから中小零細保険代理店もインセンティブ的なものに手を出し、ここで、本当にお客様のためにより良い商品を提供したいと考えているスタッフと経営の関係が少し悪くなりましたという風に感じています。
こうした中、現場スタッフと経営との溝が生じ、現場スタッフが疲れたので辞めたいという事態になっているように思います。昔は求人広告を出せば、後任が見つかりましたが、最近は全く見つかりません。従って、現場を任せていたスタッフの退社と共に、保険ショップも閉鎖という悪い流れが続いているように思います。

訪問販売系の代理店も同様に、保険募集人が不足しています。
要因は「リーズ」の配給停止です。リーズは3月までは募集関連行為者がリーズを拾っていましたが、4月以降、買う代理店サイドのリスクも高いことから、多くの代理店がリーズから離れてしまいました。しかし、リーズをもとに成果を出していた募集人の方々にとっては命綱が切れたような状態となってしまい、多くの方々がリーズを自社開拓している代理店に流れたり、辞めて行ったりされているようです。50人規模の代理店さんが今では十数名とか在籍していないと言った話を最近良く耳にするようになりました。

「保険は人」です。
体制整備の中、スタッフ教育等が少し甘くなっているように思います。
夏はお盆休みもあり、訪問販売系の代理店さんとかでは少し時間も取れるかと思います。経営とスタッフが話し合える時間を取ってコミュニケーションをしっかり取ってみて下さい。
スタッフの悩み事や困り事を聞いてあげて下さい。なかなか経営に直接言えないという場合には、コンサルを頼んで吸い上げて下さい。変な勉強会をするくらいなら、スタッフとコンサルが一日意見交換する会でも作ってあげたら良いと思います。

スタッフの多くは想いをもって日々保険募集に携わっています。この想いを大切にしてあげないといけません。
想いがあって、それが人に繋がり、保険に繋がります。
個々の募集人の想いに寄り添う体制こそが肝要かと思います。


夏休みのイベント

  • 2017/08/04
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

夏休みに突入し、商業施設にはお子様で賑わっていると思います。
この季節、商業施設はクーラーも効いていて格好の遊び場になりますね。
こうした「目的のない」子ども達を保険ショップのイベントで元気にしてあげましょう。

夏のイベントで過去やったことのあるものを幾つか紹介したいと思います。
「カブトムシ」プレゼントイベントは昔、地方で良くやりました。夜遅く、山の持ち主に事前に許可をいただいて山に入り、白い布を張って、ここにライトをあてると、色々な虫が寄って来ます。この中から、カブトムシをゲットし、翌日のイベントで「カブトムシと遊ぼうイベント」を開催していました。カブトムシなのでメインは男の子になります。
カブトムシを取りに行く手間はかかりますが、親も一緒になって昔を懐かしんで参加され、異様な盛り上がりとなります。都会では無理ですが、山が近い保険ショップでは一度トライされても良いかと思います。

あとは、風船釣りでしょうか。
これは普通に売っているので誰でもすぐに出来ます。
但し、「水の管理」が必要になりますで、商業施設と打ち合わせをして、十分に水漏れ対策をして開催下さい。水に浮いた風船を釣るという屋台っぽいイベントですので、男女問わず来店で盛り上がりますよ。

自分でイベント管理するのは面倒だという方は、業者さんに依頼されることをお勧めいたします。「ドクターフィッシュ」をご存知でしょうか。水槽に足を入れるとドクターフィッシュが寄って来て角質を食べてくれるという夏ならではのイベントになります。大型の水槽は保険ショップ前にはおけませんので、一階の催事会場を借りるとか外の駐車場を借りるとかして開催できます。水槽は一度に10名が入れる大きさのモノもあり多くの来店客を創出出来ます。しかも、角質を食べられて肌を触ったらツルツルするという感覚を得るためには10分ほどを要します。この10分間を活用して「保険クイズ」大会を開催すると、答えを間違えたお客様が、その後、保険ショップに相談に来られるという道筋を作ることが出来ました。

如何でしょうか。
夏のイベントは、日替わりでお金をかけずに、繰り返しやることに意義があります。行くところがなくて商業施設で時間潰しをしたいという方々をイベントで引き寄せ、楽しんでもらうことが大切です。
ここから確実に保険相談に繋がります。スタッフも童心に帰って子供たちと一緒に遊ぶことが大切です。

8月もまだまだ日があります。
お盆の時期は帰省され、久しぶりに地元商業施設を訪れる方も多いので、イベントで保険ショップの存在を知って貰うためにも、お盆は必ず「小イベント」を開催しましょう。
こうしたイベントを繰り返すことで保険ショップに人が途切れないのです。