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保険外収益でお客様との信頼をさらに深める

  • 2022/09/20
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

「折角、保険のお客様がいらっしゃる訳ですので、こうしたお客様から保険外収益をあげ
る」ことで、より一層、お客様に寄り添い、お客様の個人情報を深堀するという取り組み
を結心会ではしていますが、皆様、関心ありませんか。
損保の手数料ポイントを維持することに限界が来た際に、こうした保険外収益は経営を助
けてくれると思います。
一番、有名なのが、保険代理店のHPに「ECサイト」のバナー貼って、ここから本当にモ
ノを売るというもので、具体的には「内臓脂肪を減らせる冷凍弁当」、「イライラが減少
する冷凍弁当」、「介護に使う大人用紙おむつ」等々を販売しています。冷凍弁当は農林
水産省の外郭団体「農研機構」が認めた食品を使っており、ヤフーニュースや日経新聞で
も掲載されたもので、軽度の体調不良を治すために販売しています。しかも、ビックリす
るくらい安い価格でECサイトを作ってくれますので、これはやらないとダメだと考えてい
ます。
■結心会のECサイトです■
物は試しですので、まずは結心会ECサイトから冷凍弁当買ってみて下さい!
かなり昔から取り組んでいるヤマダ電機のボランタリーチェーン「コスモスベリーズ」に
加盟して家電を販売するということも安定的に取り組んでいます。ヤマダ電機の店頭価格
より安くお客様にご案内出来て、且つ代理店の取り扱い手数料もしっかりとれるというも
のになります。冷蔵庫を買いたいので相談したいとお客様から連絡があった際に理由を聞
くと「娘が大学入学したので地元で買って引越し荷物として送りたいから」という話にな
り、ここでライフプランが変わるので生保見直しにもつながったという例も沢山出て来て
います。家を建てたいというお客様とも接しられていると思いますので、この際には新居
への家財一式を購入したいとの依頼にもつながりますよね。家電=家財=火災保険でもあ
りますので、損保系代理店には取り組みしやすいと思います。
保険外収益としては「ふるさと納税」も一つになります。これは、ABC朝日放送テレビと
提携していて、「ふるラボ」をお客様に案内するというもので、実際に寄附していただく
と寄附金額の1%が手数料としてバックされます。ふるさと納税については「やりたいけど
やり方がわからない」という方が圧倒的で、これをご説明させていただきつつ、ふるさと
納税同様に所得税・住民税が減税される手段としての生命保険の案内もするというものに
なります。
如何でしょうか。こうしたアイテムはまだまだ沢山あります。保険を直球で案内するので
はなく、脳ドック受診や家電販売、ふるさと納税の案内という入口から入ることで、結果
、保険につながりますよね。保険では行けないお客様にも、こうした入口だと気軽に行け
ますよね。ここだけでも意味があると思います。しかも、活用いただくことで、感謝して
もらい、保険にもつながります。それで、保険外収益も上がればやらない手はないですよ
ね。
保険の入口を異なる商品の案内でハードルを下げ、保険外収益を上げるアイテム、活用さ
れたい方は是非株式会社インステック総合研究所までご一報下さい。
■インステック総合研究所

店舗の概念が変わる時を迎えています

  • 2022/09/12
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

ウェンディーズ・ジャパン株式会社及びファーストキッチン株式会社(本社:東京都新宿区)は9月1日、神奈川県・平塚市に「ウェンディーズ・ファーストキッチン129平塚田村店」をオープンしたことが報じられました。

トレーラーの上にコンテナを載せた新たな出店スタイルの1号店で、コンテナ内にはキッチンや客席を備え、ドライブスルーにも対応するそうで、郊外型の出店を、今後こうした「撤退時に取り壊す必要がなくリユースが可能なこのスタイルでの店舗展開を進める予定」だそうです。しかも、出店コストは、最大で従来の3分の1程度まで抑えられる見通しだそうです。当該社の紫関社長はトレーラー型店舗の出店について「これまでにない独自の循環型のビジネスモデルとして全国展開したい」とコメントされていました。
 
この展開は面白いですね。昔昔、まぐろ市場(今もありますが)という店舗が出店ラッシュの際、極小スペースを活用し、ここにトレーナーの荷台にキッチンを備え付けたものをパコっとはめるといった方式で展開していて、わずか1日で店舗が作れるという荒業を使っていましたが、ウェンディーズのニュースを観て、思い出しました。

保険ショップも撤退時にはスケルトンにしないといけないので、大変なコストがかかってしまいます。そもそも退店なんて想定しなくて出店していますが、今出店する際には必要なアイデアかと思います。

何度も言っていますが、保険ショップの創生期に出店していた場所は上場会社の工場等がある場所に建つ商業施設で、且つ20年前で商業施設という「箱」として年間売上80億円以上のところにしか出店していません。上場会社はグループ会社で保険代理店があり、生保もグループ保険で取り込んでいましたが、構成員契約というハードルがあり、第一分野の募集はできませんでした。だったらこの層の第一分野を取る、しかも、上場会社の社員の方は当時「中間層」と呼ばれ、自ら生命保険も何に入るか自分で決めたいという方が多いと考え、厳選して出店していました。上場企業には転勤もあり、新入社員も入って来ますので、顧客に枯渇することはないと考え、事実、成功して来ました。しかし、20年前の客層は20年の時を経て年を取り、今や保険ショップ来店主体は50~70代になってしまいました。で、あるならば、高い家賃払って、年中無休のシフトのために多くのスタッフを採用している意味がありません。

ということで、保険ショップも「簡易版」が今後主体になると思います。商業施設での保険ショップのスタート時は認知もされていませんでしたので、商業施設3階のトイレ脇とかエレベーターの下の空間とかを使っていましたが、むしろこれで十分だと思います。
そういえば、某生命保険会社がキッチンカーのような形状で「移動保険相談カー」を作りましたが、あれはどうなったのでしょうか。今なら、移動保険相談カーはイケると思いますが、如何でしょうか。

アバターを使った保険相談という形式も出てきますが、保険は何といっても「人」なので、「人」の良さ・味を出すには「対面」以外ないと思います。「対面」できる場所を商業施設とか路面店とかといった古い概念で頭を固くすることなく、もっと柔らかくして考えて行ってはどうでしょうか。

「こんなところに保険ショップ!?」という場所を探してみませんか。
思い浮かばなかった方は一報下さい。実際に出店している場所をご覧に入れますので。


第56回結心会定例会は11月8日~9日で開催します

  • 2022/09/05
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

8月25日~26日の二日間、第55回結心会定例会が開催されました

今回は「共同募集」の4つの提案をさせていただきました。
「はいチーズ!」の写真撮影からの共同募集
はいチーズ!は全国の幼稚園・保育園1万団体を顧客に運動会等の写真撮影をしている会社でアクティブユーザー60万人を有しています。保険相談したら写真撮影無料のイベントから毎月500件の保険リーズ販売をしていましたが今般代理店を開業し折半共同募集することとなりました。
保険ショップのイベントスペースを使って写真撮影しつつ保険相談に持ち込むことができ、送客もしてくれます。自社で集客するのであれば、イベント単体しても使えます。

「不動産相続の相談窓口」のFCをやっている全国各地の不動産屋さんとの提携
ハイアス・アンド・カンパニー社が展開している「不動産相続の相談窓口」というFCをやっている全国各地の不動産屋・建設会社と相対して相続がらみで生じる生保成約したり一緒にセミナーしたりして相互に助け合うというスキームとなります。
生保成約の場合はハイアス・アンド・カンパニー社代理店と折半共同募集となり、不動産相続の相談窓口支援ネットワーク(友の会)に入会いただき会費11,000円をお支払いただくことになります。

マネーキャリアというサイトから誘導されたリーズを共同募集で取る
マネーキャリアというサイトから毎月1500件の保険リーズを販売しているWizleap社が代理店を開業し折半共同募集で成約するスキームです。
                              
「ままのて」という妊娠中から乳児子育て世代のサイトからのリーズを共同募集する。
現在「ままのて」サイトから保険リーズ販売していて現在毎月1500件のリーズ送客をしています。ここも代理店を開業して折半での共同募集を企画中ですが、まだ代理店登録に時間を要します。

マーケットホルダーとの提携が全国の保険代理店のネットワークである結心会であるが故にできています。こうした展開を仮作させ、更に多くのマーケットホルダーとの提携を進めていきたいと考えています。

次回の第56回結心会定例会は、11月8日(火)12時45分から18時まで~9日(水)9時から12時30分まで開催の予定です。

是非、多くの保険代理店さんにこうした情報をおつなぎして、リアルに成果につながるようにしていきたいと考えています。
一つ一つの代理店さんは微力ではありますが無力ではありません。皆でチームを作ることで色々なオファーが舞い込みます。是非、皆様のお力をお借りできればと考えています。
結心会は11月で期が変わります。この機会に是非入会をご検討いただければと思います。
お問い合わせは結心会ホームペーじからinfoでご照会下さい。宜しくお願い申し上げます。


吉本興業がメタバース劇場スタート 同じ大阪のアドバンスクリエイトも

  • 2022/08/29
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

吉本興業ホールディングス(HD)は、インターネットの仮想空間であるメタバースに、エンターテインメントの新劇場をオープンしたことが報じられました。

観客はアプリを使いアバター(分身)として劇場に入り、お笑いなどの舞台を楽しむという新しいスタイルの劇場になります。新型コロナウイルスの感染拡大で劇場の集客が伸び悩む中、気軽に劇場体験ができる仮想空間でファンを開拓することが狙いです。

大阪はメタバースへの取り組みが早く、同じ大阪のアドバンスクリエイト社も「アバター事業を展開する大阪大学発のスタートアップAVITA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:石黒浩、以下「AVITA」)と提携し、アバターを用いた保険に関する新たなサービス開発を目的として、提携を開始したことがIR発表されていました。

IRの内容は次の通りです。IRの内容を転載します。
■ 協業の概要
アドバンスクリエイト社は、メタバース時代の到来を見据え、メタバースとリアル世界の垣根を越えた人々の新しい活動や繋がり、そしてサービスの在り方が変化していくという認識のもと、その第一段階の取り組みとして、アバターを用いた保険募集やプロモーションの開発をAVITAと共同で進めてまいります。
AVITAは、20年以上もの間、人と関わるアバターの研究開発を行ってきた大阪大学石黒浩教授が代表を務めるスタートアップで、アバターを活用したコミュニケーションサービス「AVACOM」の提供などを行っています。
これまでのAVITAの取り組みや石黒研究室の実証実験では、生身の人間に対して話す時よりも、アバターに対して話す時の方が心を開いて相談がしやすいという人が、一定数存在することが分かっています。これを踏まえて当社においては、お客さまとのコミュニケーション方法の一つの選択肢として、アバターの活用を進めてまいります。
本取り組みは、アバターとして接客するスタッフのプライバシー保護や身体的・心理的負担の軽減にも寄与し、産休・育休取得者や、高齢者の働きやすい環境整備に繋がります。また、AIによる自動対応と有人対応をシームレスに切り替えることによる業務の自動化・効率化効果も期待されます。
アドバンスクリエイト社は今後も、最先端の技術を積極的にビジネスに活用し、他業界での先行事例をいち早く保険業界に取り入れることで、「最適・快適な購買環境で、簡単便利に保険を購入いただく」基本理念の実現を目指すとしています。

■ 今後の構想
保険募集やプロモーションの新たな可能性を模索する中で、現時点においては以下の通り構想しております。
・子育て中のスタッフ、高齢者、障がい者などが活躍しやすい環境の整備
・アバタースタッフによるお客さまの保険選びやコンサルタント選びのサポート
・アバターによるオンライン保険相談
・AI保険相談アバターの開発
・アバターを活用した社員間の意見交流活性化やメンタルケア
・学生がより気軽に採用担当と話せるアバターによる会社案内・面接
こうした取り組みにより、既存のお客さまとのコミュニケーションを深化すると同時に、今後消費の中心となるZ世代のお客さまにもアプローチしてまいります。また、社員が働きやすい環境を整備し、生産性の向上を目指すと共に、採用活動においても、面接の緊張感を緩和し、学生がより自分を発揮しやすい新たな採用イベントも開催してまいります。

以上だそうです。

アバターによる保険相談の登場も近そうですので、アンテナ張って情報収集しておきましょう。


お客様は見ている

  • 2022/08/22
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

スシローを運営するFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は2022年9月期の連結純利益を従来予想の87億円から30億円と大幅に下方修正したことが報じられました。

6月には昨年9月から12月に販売されたウニやカニなどのメニューが、実際には約600店舗で9割も提供できなかったのにCMを継続していたことで、「おとり広告」として公正取引委員会から措置命令を受けたスシロー。その後も「生ビール半額キャンペーン」の展示物を誤って前倒しで掲示し、半額だと思って飲んだ客に通常の価格を払わせたことで炎上しました。

コロナ第6波が収束後は、軒並み大手回転寿司チェーンは回復基調にあり、ほとんどの会社が、前年度を上回る売上げでしたが、「スシロー」だけは騒動が持ち上がった6月期からは前年度より売上げが下がり、ひとり負けの状態が続いているそうです。

「くら寿司」は店長の焼身自殺でブラックな体質が明らかになり、「かっぱ寿司」寿司全皿半額キャンペーンで長蛇の列を作り、いずれも炎上しましたが、同じ炎上にしても、「スシロー」の場合は消費者を裏切っていることから、大きなダメージを受けることになったようだと報じていました。

お客様を甘く見てはだめですね。お客様はこうした企業の対応に大変敏感ですので、常にアンテナを張ってお客様の声を集めることが大切です。

同様にお客様の声に対応した企業の動きとして次のニュースが報じられていました。それが、中国の新疆ウイグル自治区の綿花が強制労働で生産された疑いがあるとの批判が国際的に高まるなか、セレクトショップ大手のユナイテッドアローズは、現地で生産された綿花の使用を今後、中止すると公表したというものです。
理由について会社は、現地の綿花が強制労働で生産された疑いがあるためだとしています。

会見で、松崎善則社長は「企業活動より、人権尊重のほうが優先されるべきだと考える。恥じることなく自信をもって商品を提供していくため、取引先の企業にも理解や協力をお願いしたい」とコメントされたことが大きく報じられていました。
中国の新疆ウイグル自治区の綿製品をめぐっては、強制労働で生産された疑いがあるとの批判が国際的に高まっていて、アパレル大手のワールドや三陽商会、それにTSIホールディングスが、現地で生産された綿製品の使用を中止する方針を決めています。

「お客様はこうした企業の対応を見ています。見ていてダメな企業のモノは買わないという行動に出ます。お客様を甘く見ていると企業は生き残れません。」

小売業でありサービス業である保険ショップもお客様から常に見られています。パソコンに向かって保険の見積りを作っている姿、電話対応している姿、店頭での姿等々一挙手一投足が見られています。保険ショップは舞台です。舞台に立った以上は常にお客様に気を使いプロの接客業として振る舞う必要があります。疲れたらバックヤードで休めば良いのです。そのためのバックヤードです。バックヤードから店舗に出るドアには通常鏡が備え付けてあって「身だしなみと笑顔の確認」と表示されています。

保険ショップのスタッフは、もう一度「お客様は見ている」を肝に銘じて下さいね。
昔はよくメディアで「保険ショップ巡りをしてみた」みたいな記事が出て、いくつかの保険ショップを記者が直接回っての感想が書かれていましたが、最近は全くかかれなくなりました。大手保険ショップでは業者を使って毎年「覆面調査」を入れてスタッフの対応をチェックしていました。初心に戻って考えてみましょうね。