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やはり保険代理店、特にショップは「人」ですよ。

  • 2017/01/06
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

委任型保険募集人が禁止されて以降、保険募集人を探すことが極めて困難になりました。多くの方々は不動産業といった他業種の営業に転職された方も多く、保険代理店、保険ショップでの人の採用が大きな問題となっています。

こうした中、ある保険代理店さんに新規入社希望があるということで面接の立ち合いをさせていただきました。

経験十分な方の面接で、聴いていても安心感のあるやり取りをされていました。

『今まで保険募集していて一番嬉しかったことは何ですか?』、『保険募集に携わっていて一番残念なことは何ですか?』といった質問が何と2時間30分ほど続きましたが、一応にきちんと回答されていて感心して観ていました。

しっかり相手の眼を見ながら、ゆっくりと落ち着きある口調でお話しが出来る貴重な人材と思い、是非採用されるよう助言させていただきました。

企業は「やはり人」という思いを強く持たせていただいた時間でした。

「保険は愛」と常に言い続けていますが、なかなか出来る方はいらっしゃいません。保険の商品売りになっている人ばかりで、これではお客様はご満足されません。多くのお客様が保険個別相談される中で複数の保険ショップに行ったという話を良く聞きます。複数の保険ショップに行かれて最終決め手となった理由をお客様にお聴きすると「一番良く話を聴いてくれたから」という声が圧倒的に多いのです。

お客様の不安や心配事を親身になってお聴きして、解決策をお客様と一緒に解決することが肝要なのです。解決策の一つが保険に過ぎません。

お父さんに万が一のことがあって、お子様の夢が実現できなければ天国のお父さんは悔いが残ります。お母さんが実家に帰って働きに出るといった事態も避けたいですよね。こうした色々なケースを考え、万が一の場合にお父さんに一番悔いの残らない手段として保険を活用するだけです。愛を持ってお客様と接しなければこうした結論に至りません。売りたい商品を簡単に提案するのでは保険ショップの未来はないのです。

良く使われている話ですが「聴く」という文字は、「耳」で聴くだけでなく、「目」(聴くという漢字に目が横になっていますよね)でお客様の反応を見ながらお客様の心を「心」で聴く(聴くという漢字に心という文字がありますよね)ことが大切と言われています。そして、人は相手の話を聴こうとするとお客様により接近するということで、『傾聴』するように言われています。

これを実際にやるためには、募集人全員が保険は愛であることを腑に落とす必要があります。

面接時で「保険募集していて一番嬉しかったことや悔しかったこと」を聞かれていると前述しましたが、流石に「分かっている経営者」ならではの質問だと思いつつ同席していました。

保険のスキルなどは三日もあれば身につきますが、こうした保険は愛を理解するには資質が大きく起因します。こうした資質を持った方を採用することが保険代理店、保険ショップ成功の第一歩であると考えます。

保険募集人採用立ち合い希望の方は、http://instech-r.co.jp/ から、お申込みいただければ有料ですがお引き受け可能です。

企業は「人」!

採用から資質を見極めて行きましょうー!