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金融サービス仲介業

  • 2021/01/12
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

今年の金融業界の目玉である「金融サービス仲介業」というワードが早くも新聞に掲載されました。それがNTTドコモと三菱UFJ銀行が「金融事業での包括的な提携の検討に入った」とのニュースです。3月末までの合意を目指し、「ドコモ契約者を優遇する専用の銀行口座を三菱UFJ銀に開設する」ことや、「住宅ローンの共同実施」などを協議するそうです。
 その中の柱の一つとして「共同出資で新会社を作り『金融サービス仲介業』に乗り出すことも視野に入れている」と報じられました。いよいよ来たーというところでしょうか。

因みに「金融サービス仲介業」はお分かりになりますよね。
お分かりにならない方はこちらで確認下さい。http://tempuri.org/tempuri.html

現在、銀行代理業、証券仲介業、保険代理店の金融3つが縦割りになっていて普及が進まないとして横串をさして、この3つを一つの登録で出来るようにしようというものが簡単に言うと「金融サービス仲介業」になります。この新しい業態が今年の冬には登場する予定で多くの企業が水面下で動いています。

今回の、NTTドコモと提携した三菱UFJ銀行は国内最大となる約3400万人の個人顧客を抱え、口座数は約4000万口座にのぼります。2019年10月にスマホ決済やポイント集めを一括で管理できる「ウォレットアプリ」や、2020年9月に家計簿アプリを始めるなど、取引の窓口を広げてきましたが、若年層との取引を広げるには自前では限界があり、約8100万の契約数があるドコモとの提携によるメリットは大きいと判断したものだと分析されています。銀行に通信の組み合わせは「金融サービス仲介業」の大きな柱になると思います。

携帯電話のプッシュ通知を使って、LINE保険のようにタイムリーに適切な保険提案があれば加入する方は少なくないと思います。家計簿アプリを使って出入金を入力していれば、例えば「それだけの家賃を払っているのなら3000万円の住宅ローンは組めるので、この銀行の住宅ローンをお勧めしますが如何ですか」と通知したり、家計簿アプリからどこの保険会社にいくらの保険料を支払っているかもわかりますので「あなたに最適な生命保険のご提案がタイミング良く送られてきた」ら、つい加入してしまいますよね。携帯電話会社も携帯通信料金の値下げを余儀なくされていますので収益確保に金融は必須となっています。

多くのメディアも参入してくると思われます。数千万人が登録して日々アクティブに動いてるサイトに金融全般のコラムを掲載しニーズ喚起しておけば、ニーズが顕在化した時にサイトから「教えて欲しい」というメッセージが入り、これを金融業者につなぐことで仲介フィーが入ることになりますので、簡単ですよね。自社で募集する訳ではなくて「仲介」することが業となりますし、ブローカーのように中立公正な立場で一番良い商品を持つ金融事業者を仲介する訳ですので、ユーザーを抱えているメディアは取り組んでくると思います。

保険代理店も指をくわえて待つ必要はないと思います。保険は代理店業を続け、銀行と証券だけを金融サービス仲介業として取り扱えば良いと思います。金融サービス仲介業をやるには一定の拠出金が必要なので1社では負担が大きいため複数の保険代理店で出資し合って新会社を作る動きが活発化しています。1社100万円出して100社集まれば1億円になります。このくらいの規模で新会社を創ることは容易かと考えています。

まずは「やること」が必要です。「やらないという選択肢はない」と考えています。
結心会会員と一緒に取り組んでみたい代理店さん、企業さん、大募集中です。是非、結心会またはインステック総合研究所のHPからメッセージお寄せ下さい。

2020年の全国の交通事故死者数は2839人 自動車保険がなくなる日もあるのか

  • 2021/01/12
  • Dr.ウエノの保険コラム

2020年の全国の交通事故による死者は2839人で、前年より12%減ったことが発表されました。統計が残る1948年以降最少で、2000人台は初めてとなりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が影響したことが要因と考えられています。

因みに、過去20年間ではこんな推移となっています。
2001年   8757人
2005年   6937人
2010年   4948人
2015年   4117人
2020年   2839人
この20年間で3分の1に減っています。

ここには自動車自体の進化もありますよね。先般大型板金工場の方のお話を聞きましたが、何と1年間で前方車に追突して車が破損したという事例は2件しかなくて、これでは商売あがったりと嘆かれていました。センサーで衝突しない車が増えていますので、本当にぶつからない時代が到来しています。勝手に駐車できる車も登場していますので、運転ミスで車を擦るということもなくなるのかと思うと、技術の進化には驚くばかりです。

更に、東京都では2030年の新車販売は脱ガソリン車で全て「電動車」にすることを表明しました。複雑で数多い部品で作られているエンジンがなくなりモーターで動けば、自動車は「家電」になってしまいます。自動車業界で働く人は550万人いらっしゃいますが、どうなって行くのでしょうか。実際、トヨタ自動車の富士裾野工場は昨年12月に53年の歴史に幕を閉じました。裾野工場の従業員1100人のうち約400人は定年や転職で退職し、約700人は東北の3工場などに異動ということですが、これはトヨタだからこそできる芸当であって他企業ではそうはいきませんよね。

ガソリン車がなくなればガソリンスタンドは消滅し電気ステーションに替わるのでしょうか。保険代理店でヤマダ電機のボランタリーチェーンとして「家電販売している代理店」も少なくはありませんが、近い将来、ヤマダ電機で電気自動車を販売すれば自動的に保険代理店が「ディーラー」になってしまいます。直接電気自動車を販売して保険も販売という世界が訪れるのです。

自動運転もドンドン現実味を帯びて来ています。GPSによって運転することもなく目的地に到着できる世界がやって来ます。空飛ぶ車も登場すれば、交通事故者数は劇的に減るのでしょうか。そうなると自賠責保険の社会的使命が終わり車検自体もなくなるかもしれません。

交通事故死が減ったというニュースの裏側には色々なことが隠れているので、こうした認識を持って今後の対策を考えていかないといけませんね。いつかは自動車保険そのものもなくなるのでしょうか。

保険ショップのブランドを皆で統一するのは如何でしょうか

  • 2021/01/04
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

新型コロナの拡大で首都圏では再度、緊急事態宣言が出るかというところまで来ていますが、万が一出てしまうと、またまた商業施設が閉鎖され、商業施設内出店の保険ショップも閉鎖という事態に陥る可能性が出て来ますね。昨年の緊急事態宣言では多くの商業施設が閉店となり、保険ショップも営業できず、全く収益が上がりませんでした。明けた後もイベントが一切出来ず集客に苦労したところが多いと思います。

こうなってくると、保険ショップの「ブランド力で集客する」ことが効いてくるかと思います。正月三が日テレビを観ていると保険ショップや代理店のCMを目にする機会が何度かあり、新型コロナ過の中アクセスして保険相談予約をする人もいるのだろうなと思いつつ
「やはりブランド力は必要」だなと思ってしまいました。

実は、昔、昔、某保険ショップに対抗するために、皆で保険ショップの屋号を統一しようという動きがあり、実現の手前まで行ったことがありました。あの時、実現していれば、保険ショップは2大ブランドが成立していた訳ですが、今でもできるかと思っています。

保険ショップはFCのところが多いですが、何もFCにしなくても、花キューピットのような「ボランタリーチェーン」で良いと思っています。ボランタリーチェーンだと気軽に参加できますので、一緒に同じ屋号を掲げてみたいという方もいらっしゃると思います。因みに参画が容易な点もあり、花キューピットは全国に約4300店もあります。
現在、損保代理店は統廃合されていて、合体を余儀なくされた代理店は合体して何かを生み出したいと模索されているところが多いと推察しますので、このボランタリーチェーンに参画して統一屋号を掲げて生保募集と保険関連のモノやサービス等を販売していくと良いかと思いますが如何でしょうか。

現在、整備工場代理店さんが集う「モーター部会」なる組織を結心会で構築していますが、モーター部会では統一した屋号を掲げて展開することを企画しています。1つの整備工場代理店さんが複数の営業所等をお持ちですので、ここに看板を掲げると一挙に数が増えてインパクトはあると考えています。実際、車検ではコバック等といった統一看板を掲げているところがありますので、この隣に保険ショップのサインを掲示するだけで保険ショップブランドにつながるかと考えています。現モーター部会加盟の整備工場代理店さんだけでも営業所等に統一看板を掲げると50くらいの看板が立つことになり、そうすると保険ショップ業界で11位くらいにいきなりランクインすることになります。ここにボランタリーチェーンで損保代理店さんや地方の保険ショップが参画すれば、もしかすると業界トップの数に達するかもしれません。否、むしろ、その気概で集まるべき時かと思っています。皆が集えば、テレビCMも夢ではありません。1000の代理店が集い1代理店が10万円出すと1億円になりますので、一定のプロモーションは可能となります。こんな時代ですので、代理店も「個」で戦うのではなく「集結」して戦うことが必要な1年間と考えています。
既にモーター部会では統一屋号も決まっていて、第一号店もスタートしています。

2021年の新しい取り組みとして皆でボランタリーチェーン保険ショップを立ち上げてみるのは如何でしょうか。やってみたいという代理店さん大募集中です。

少子化に歯止めをかけるために婚活推進を企画してみませんか

  • 2021/01/04
  • Dr.ウエノの保険コラム

丑年がスタートしました。
今年の年男・年女は1066万人と発表されていましたが、一番多い年齢は何歳だと思われますか。何と答えは「72歳」です。今年72歳を迎える方は実に211万人もいらっしゃいます。
ちなみに60歳、72歳、84歳、96歳で年男・年女の総数のどのくらいを占めると思われますか。総人口の3人に1人は65歳以上と言われていますので、3割くらいでしょうか。答えは約46%という驚異的数値なのです。何と84歳を迎える方は109万人と、今年12歳を迎える人より3万人も多いという結果なのです。背も末という感じですね。

折角なので、年齢ごとの人口を記載してみます。
12歳 106万人
24歳 128万人
36歳 141万人
48歳 203万人
60歳 149万人
72歳 211万人
84歳 109万人
96歳  19万人
今年の出生数はコロナの影響もあり80万人を割るという試算が出ていますので、とんでもない人口構造になります。日本の人口構造を「棺桶型」と称されていますが、数値を見る限り「日本ヤバいよ」がわかりますよね。

一方で、不妊に悩む方も多く、20~40代の5人に1人は不妊で悩んだことがあるとも言われています。不妊治療はお金もかかり、体外受精で約38万円、顕微授精で約43万円といわれています。これ以外にもお金がかかるので、不妊治療経験者の89%は経済的負担を感じて不妊治療を断念される方も多いと言われています。
「子どもは未来」なのに、仕事との両立や晩婚等で少子化は歯止めがかからない状況となっています。

そうした中、今年1月1日から不妊治療の助成制度が拡充されました。
具体的には、これまで助成の対象を夫婦合わせた所得が730万円未満としていた所得制限が撤廃されるほか、新たに事実婚も対象となります。また、初回の治療は30万円、その後は1回につき15万円となっていた助成額が、2回目以降も30万円に引き上げられます。さらに現在、最大6回までとなっている回数制限についても「子ども1人につき最大6回」に緩和されます。また、政府は不妊治療への保険適用を拡大する方針で、令和4年度からの実施を目指し、どのような治療を対象とするかなどについて検討を進めることにしています。

保険代理店も婚活に取り組んでいるところがありますが、まずは子どもが授かりやすい25歳~29歳で結婚できるように婚活を推進していく必要があると考えています。2021年取り組むテーマとして婚活にも重点を置いていきたいと思いますね。

コロナで来年の出生数80万人割れとの試算が発表されました

  • 2020/12/28
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

2021年の出生数について、複数の民間調査研究機関が80万人を割り込むとのショッキングな試算が公表されました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う将来不安などから、産み控えの動きが広がっているためだと分析されていて。コロナ禍で少子化が加速する懸念が強まっていると指摘されています。

試算通りとなった場合、出生数が2019年に90万人を下回って約86万5000人になってから、わずか2年で80万人を割り込むことになります。これは、国立社会保障・人口問題研究所が2017年に示した最も新しい推計よりも「12年前倒しで80万人を割る」ことになります。日本の出生数のピークは第1次ベビーブーム(1947~49年)の頃で、1949年の約270万人に比べると3分の1以下の水準にも落ち込むことになります。

厚生労働省によると、全国の自治体が今年1~10月に妊婦らから受理した妊娠届の件数は前年同期より5.1%減少しており、地域別にみると4月以降は10月まで東京都が9.1%減、北海道が8.1%減、大阪府が7.6%減といったように感染者数の多いところで減少が目立っていて、コロナの影響が大きいことを立証しています。

また、婚姻数自体も減っていて、厚労省の人口動態統計によると、婚姻数は2020年1~10月の速報値で42万4000件と前年同期から13%以上も減っています。コロナ過で三密を防ぐために結婚式自体ができませんでしたので、減って当たり前というところでしょうが、それにしても、非婚化が益々進めば少子化に加速をかけることになりますよね。家から出なければ出会いもありませんので、しかも一度化粧をしないでテレワークを体験してしまうと家を出ようという気すら失せてしまいますので、事態は悪化の方向かと思います。

このまま少子化が進めば、既に減少局面に入っている日本の人口は一段と先細ることになります。足元の出生状況を踏まえて試算すると日本の人口は2049年には1億人を切ることになり、今後わずか30年で現在の東京都2つ分に近い2500万人以上が減る超人口減時代に陥ることになります。

最近の生保会社は保険に加入して健康を意識させるという健康増進型保険を軸に展開しているところが多いですが、独身者が保険に加入したら婚活の出会いの場を作って行くサービスがあっても良いと思いますね。結心会会員の保険代理店ではオリジナルで婚活サービスを提供してるところもあります。やり方は簡単で保険加入時にアンケートを別にいただき「保険代理店婚活の会の会員」として個人情報の使用の許可を取って、保険代理店の顧客でもある結婚式場やレストランの暇な時間帯を使って婚活をしています。飲食や結婚式場もコロナ過で厳しい経営状況にありますので喜んで引き受けてくれます。女性は保険会社の社員で沢山いるので男性を集めることができれば婚活は意外と簡単にできます。これで結婚となれば、「保険は一緒あなたで加入!」となりますよね。地域、社会が求めることを実際に動いて具現化できるのは保険代理店だと常々考えています。婚活は急務として保険代理店で取り組んで行きませんか。関心のある方は結心会HPからメッセージをお寄せ下さい。