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損害保険の新商品、色々出て面白いですね。

  • 2017/03/10
  • Dr.ウエノの保険コラム
最近、損害保険会社が色々な商品を登場させていて面白いですね。

損害保険ジャパン日本興亜は先日、インターネット上で企業のマイナスイメージにつながる情報や批判が広がって「炎上」した場合に備えた保険を発売すると報道されました。
炎上の拡散防止やメディア対応の費用を補償するもので、従業員の不祥事やキュレーション(まとめ)サイトも対象になるそうです。
勿論、ネット上の炎上を対象にした保険は国内で初めて!

たとえば食品への異物混入や従業員による不衛生な行為などで炎上した場合、経緯などを分析したリポートの作成費用やコンサルティング費用、新聞やテレビなどへの謝罪広告費を補償するというもの。「根拠が不確か」と炎上して閉鎖したDeNAの医療情報サイトのような「まとめサイト」も対象になるそうです。
保険金の限度額は1000万円で保険料は年平均50万~60万円程度。
なかなか興味深いですよね。
損保ジャパン日本興亜の保険代理店は一斉に企業に案内をしてみたら、100%経営者と面談できますよね。ここでしか販売していない強みを活用すれば損保は新規企業開拓が容易に出来ます。その意味で、生損保両方をしっかり取り組む必要があると思いますね。

以前紹介した三井住友海上社が販売した「サイバーセキュリティ総合補償」も対象がビットコイン取引業者でしたのでDr.ウエノも知り合いの会社に案内をしに行って来ました。
こうした新商品だと先方社も商品内容を聞いてみたいということで簡単にアポが取れますよね。
東京海上日動社が、「ドローン保険」を作りましたが、ドローン販売している業者と提携すれば多くのドローンを活用している会社と接触することができたと思います。

保険ショップでも自動車保険に取組もうとして保険証券と車検証の回収キャンペーンを実施したことがありましたが、僅か1ヶ月間で当時数千枚の保険証券コピーを回収出来、うち30%は自動車保険の切り替えに成功したこともあります。
火災保険改定の際も保険ショップが火災保険料相見積もり提案をし、僅か2ヶ月で火災保険料5億円成約したとも聞いています。

「旬」を押さえることで、損保は取れます。
損保を成約ことによって顧客に対し常に情報提供ができるようにしていれば、必ず生保を提案できるチャンスが到来します。

損保の旬な保険を見つけて常に提案し続ける!
旬な提案こそが顧客を大切にしている意思表示でもあると考えます。