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ダイソーの魅力は「飽きない」に納得

  • 2017/06/30
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
毎週日曜日に放送されるTBSのがっちりマンデーに「ダイソー」が登場しました。内容が興味深かったので、ご紹介します。

「ダイソーの魅力は何なのか?」 
それは、「色んな種類があるから選べる」、「見て歩くのが楽しい」、そして顧客が口々に「飽きない」という言葉を発していました。 
これこそがダイソー躍進のキーワード!として紹介されていました。 

ダイソーのアイテム数は約7万点。とにかく次々に商品を作り、値段以上の価値でお客様を起きさせないように工夫されています。毎月投入される新アイテム数は、何と700!総アイテム7万点の何と1%が変化しているということになります。これでは、「飽きない」ですよね。

そのためには、妥協を許さないメーカーとの真剣勝負が絶対必要とのことで、商談の模様も放送されていました。
ダイソーの商品は、基本、1個100円と決まっていますので、その値段の中でどれだけ工夫と改善をメーカーさんにしてもらえるか勝負だとバイヤーが発言していました。従って、細かい商談を重ね、メーカーサイドがダイソーで売ってもらうには10回以上の直しがあることもあるそうですが、それでもダイソーで売ることはとても魅力的と発言されてました。
一つで儲けるんじゃなくて、凄い量を出しながらトータル的に少しずつの収益がにじみ出てくると仰ってました。世界4,950店舗で売れるので、メーカーも十分に採算が取れるってワケです。 
絞って絞って作り出した商品はそれだけ思い入れもあるので、お店に出すと必ず売れます! 
矢野社長自身もふらりと商談ブースに顔を出し、ある商品に対しこう発言されました。
「使用期間1ヶ月。お客様に不利なことは大きく分かるようにしとった方がええぞ!有利なことは小さくてもええけど、お客様にとって嫌なことは大きく書いた方がええぞ!」こうした妥協しない現場がつくった商品で飽きさせません! 

では、一体お店ではどんな工夫をしているのか?
ダイソーのNO1店舗が紹介されていました。何と店長は入社3年目。凄い話ですよね。そして営業時間中でもどんどん売り場の陳列を動かしていくのがダイソー流だそうです。売れ筋の商品を前に出したり、商品の分類を変えてみたり、今回はビーチサンダルの新商品の入荷をきっかけに夏のアパレル類と夏の遊び道具をキレイに分けたほうがいいと急遽変更
する映像が放送されていました。

「商い」とは「飽きない」と昔から言われていますが、「商い」の真髄は過去も今も変わらないと思います。
「飽きさせない」、「ワクワクさせる」等が「保険ショップでも出来ている」でしょうか?
もう一度、原点に返って「飽きさせないために何が出来るか」をスタッフ全員で考えては如何でしょうか。