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結心会では「モーター部会」を立ち上げました

  • 2020/06/02
  • Dr.ウエノの保険コラム
保険代理店向けに色々な情報や戦術等々を常に発信している一般社団法人保険健全化推進機構結心会が、この度「モーター部会」を立ち上げました。

「モーター部会」は、車のディーラーさん、中古車販売店さん、整備工場さん、板金工場さん等々といった「モーター」絡みで保険代理店をされている方々を対象にした会になります。
そもそも損害保険代理店18万店の半分の9万店は、こうしたモーターチャネルの皆様になります。当然、車検の際に必須の自賠責保険や自動車保険を扱うには、もってこいのチャネルで、「全国各地になくてはならない存在」であると思います。

しかし、シェアカーであったり、自動走行であったり、トヨタ自体が新車のサブスクリプションを展開させるなど、モーターチャネルの未来も不透明となっています。そこで「モーターチャネルが有する顧客」を如何に有効活用していこうかが今後のポイントになると考えています。せっかく自身の顧客に対し、車検とか修理とか車の販売とか限定されたサービスやモノを提供するのではなく、もっと色々なサービスやモノを販売していくために、手始めとして生命保険販売をスタートさせようとして、生保代理店が主体である結心会とタイアップして「モーター部会」を立ち上げるものであります。

結心会は創業時の保険ショップ代理店の集合体としてスタート。「保険ショップって何?」という時代から同業者が集まって情報を共有し一緒に工夫することで大きく飛躍し、現在の保険ショップマーケットを創り上げて来ました。これをもう一度、地方に密着したモーターチャネルを軸に展開し、新しい潮流を作っていきたいと考え、創設しました。既にお持ちの顧客に保険ショップのノウハウを活かし、モーターチャネルに生保乗合からお手伝いし、地元の生保プロ代理店とのマッチングを軸にスタートさせ、個人情報の量を増やし質を高めることで、もっとお客様の痒いところに手が届くようなサービスの展開を考えています。

何と言っても1つの整備工場さんで保有する顧客数が数万という単位であることが魅力です。しかも、ショールームといったインフラもあり、当然広い駐車場もあります。幹線道路沿いに多く、交通アクセスも良いので、何でもできますよね。

態勢整備を心配される方もいらっしゃいますが、もともと車検は国交省管轄で抜き打ち検査もあるなど、保険代理店よりは態勢整備自体充実したところが多いのが実態です。モータリゼーションがスタートした昭和40年代からモーターチャネル代理店もスタートし、今は2代目の時代に入っていて、経営という面でもしっかりされた方が多く、保険専業代理店よりはしっかりしていると思います。

こうしたモーターチャネル代理店が「保険代理店の軸」として活躍する時が来ており、その存在をアピールするためにも結心会として支援できればと考えています。

全国各地のモーターチャネル代理店の皆さん、本気で生損保に取り組んで行く時が来ました。まずは結心会モーター部会に参画されて一緒に新しい形を新しい潮流を作って行こうではありませんか。