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10月1日になって変わったことをお客様にも案内できるようにしましょう

  • 2020/10/05
  • Dr.ウエノの保険コラム
10月1日から「下期」に突入された企業も多いと思います。新型コロナで上期は何もできず下期で挽回というところも多いと思いますが、10月1日から色々なことが変わりましたので、新型コロナ禍の中、節約志向が強まった消費者の動向を予測するためにも、この辺りを押さえて、お客様にも発信して行く必要があると思います。簡単にまとめてみましたので、こうしたニュースを発信してみて下さい。

1.10月1日に暮らしに影響する税制などの変更がありました。
ビールの税金が安くなる一方、第三のビールやたばこの税金は高くなりました。ビール系飲料は主原料の麦芽の配合比率に応じてビール、発泡酒、第三のビールの順に酒税の税率が高いですが、政府は段階的に統一する考えで、10月1日からの税制変更はその第1弾となります。内訳はビールの酒税は350ミリリットル缶で77円から70円に下がり、第三のビールの酒税は同28円から9.8円の増税となり、割安さにひかれて購入してきた消費者の負担は増えることになります。

2.紙巻きたばこは1本あたり1円の増税となりました。
日本たばこ産業(JT)は一部を除いて1箱50円値上げとなりました。

3.新型コロナの影響で個人の所得は伸び悩む中、40県が10月から最低賃金(時給)を引き上げますが、上げ幅は1~3円にとどまります。中小企業の経営の厳しさに配慮したためで、全国で27円を目安として引き上げた2019年度から一変した形になりました。

4.政府は各地の景気を下支えする対策として、7月から旅行代金を補助する事業「Go To トラベル」に10月1日から東京都発着の旅行が加わり、旅行先で買い物に使える「地域共通クーポン」も全国で利用できるようになりました。また、飲食店の代金を補助する「Go To イート」のポイント付与も始まりました。

5.NHKが受信料を引き下げます。口座やクレジットカードから月々支払う場合、地上波の契約は35円値下げして月額1225円(税込み)に、衛星放送込みでは同60円下げて月額2170円となります。

6.3カ月以上の中長期にわたって日本に滞在する在留外国人の入国を再開されました。
駐在員や留学生らが対象で、入国後は2週間の自宅などでの待機を求めるとともに出国前に取得した検査証明の提出を条件とするとしています。
小職もJR東日本の「えきねっとトクだ値」で新幹線が半額になることを教えて貰いしました。

「家計見直し」の中で保険の見直しをしているわけですから、家計に直結するこうした情報を発信し続けることで、「お客様に寄り添っている」ことを実践できると思います。
月に一度はこうした発信をお客様に出来るように態勢を作って行きましょう。