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ついに「完全自動運転車」が年内に一般道で披露

  • 2021/02/01
  • Dr.ウエノの保険コラム
トヨタ自動車などが設立した自動運転をはじめとする、ソフトウエアの開発を手がける新会社が、「すべての操作をシステムに任せる完全な自動運転」を目指して開発中の車を、年内にも披露したいという意向を明らかにしたことが報じられました。
「ついに来たーーー」という感じですね。

手がけるのは、トヨタ自動車や豊田章男社長が個人として出資し今年設立された「ウーブン・プラネット・ホールディングス」で、主に自動運転の技術の開発と、スマートシティーと呼ばれる次世代のまちづくりの事業を展開しています。オンラインで会見したジェームス・カフナーCEO=最高経営責任者は、『車を動かすためのソフトウエアを、スマートフォンと同じように通信を使って、自動でアップデートする仕組みを開発する』ほか、『すべての運転操作をシステムに任せる完全な自動運転を目指して開発している車を年内にも都内の一般道で披露したい』という意向を明らかにしたのです

完全自動運転が実現すると、自動車自体がPC、スマホに変わると考えています。車の中で口頭で喋ると全てのことができ、車の中での時間は超快適なものに変わると思います。
更に、トヨタが静岡県裾野市で作る「スマートシティー」に至っては、恐らく家そのものがPC、スマホの中にいるようなことになって、朝起きれば体調管理データを取られてデータがかかりつけ医師に飛び、オンラインで医師から指導があるといった生活がやってくるのだと思います。

自動車メーカーは相次いで完全電動車移行を表明しており、全てがEVになればアメリカのアップル辺りも当たり前にEVでの自動車業界への参入を考えていると思いますし、中国でもネット検索最大手の百度(バイドゥ)が民営自動車最大手の浙江吉利から出資を受け、EVの生産販売に乗り出すと報道もありますので、こうした新興勢がPCやスマホと同様にプラットフォームを握ってしまって、『既存の自動車メーカーはただの下請け工場になってしまう』可能性が十分あると思います。

思った以上に、電気自動車と完全自動運転の波は早く来そうです。
自動車保険メインで楽観的にあと10年は大丈夫かとお思いの損保代理店の皆様、淘汰の波は近いですね。

保険会社も生き残りのために代理店の統廃合に今年は更にパワーアップして取り組んでくると思います。保険代理店も生き残るためには統廃合による規模の拡大しかないと思います。まずは年内を目途に「収保5億円」で合併を前提にネットワークを作るべきです。
いつやるか? 今しかありません! 今やらないと手遅れになり、保険会社主導で好きでもないところと強制統合されますよ。

この辺りについては、いつでもご相談承りますので、是非、結心会またはインステック総合研究所までご一報下さい。
納得のいく方法を一緒に考えていきましょう。