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モーターチャネルを軸に「ほけんのマルシェ」を展開について

  • 2021/12/27
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
ガソリン高が社会問題になっていますが、全国でガソリンスタンドが減っていることをご存知でしょうか。2020年は2万9005か所で、ピークだった1994年(6万421か所)の半数以下に激減しています。燃費の良い車が増えて需要が落ちたことや、後継者不足などが背景にあるようですが、今後、脱炭素や車の電動化でガソリン需要はさらに減少していくことは誰が考えても確実に起こりますよね。そうした中、ガソリンスタンドの未来像の模索が始まっていることが報じられました。

テレビで紹介されていた静岡県島田市にあるガソリンスタンドは、一角に「キッチンカー」や「野菜の直売所」、「脳ドックの検診所」が設置されていました。この取り組みは大手石油元売り会社の「出光興産」がガソリンの販売以外に新たな収益源をつくりだそうと始めたそうです。

ガソリンスタンドの強みは比較的大きな通りに面しアクセスがよい立地にあります。スペースの一部にほかの企業が運営する店舗などを招いて、客が立ち寄ったついでにさまざまなサービスを受けられるようにしたものです。
そこで、このガソリンスタンドでは、おいしい料理を届けようと東京都内で人気のキッチンカーを誘致しました。買い求めた客の1人は「東京の西麻布じゃないですか。そんなの普通食べられませんから。こういう機会があったら非常にうれしい」と話していました。
また健康管理に役立ててもらおうと、移動式の脳ドックを設置し、15分で脳の精密な検査ができるようにしたと紹介されていました。脳ドックの利用者は「こういったサービスがあると利用しやすくて、健康維持にもつながるんじゃないか」と話していました。
いずれも売り上げの一部がガソリンスタンド側の利益になる仕組みです。

この取り組みを地元の農家の支援に結び付けようと、野菜の直売所も設けたそうで、「地元の人に『こういった野菜があるよ』とか、近くにおいしいものがあると知ってもらいたい。静岡の人たちが皆わいわいと集まって買っていただいて消費していただく姿ができると、僕らもうれしい」と農家の方が話されていました。

石油元売り会社では、地域のニーズに応じて出店するサービスを入れ替えながら、全国のガソリンスタンドに展開したいと考えていて、「単なる給油所ではなく地域の“よろずや”として地域に必要とされる存在になっていきたい」と話していました。

まさにクルマの電動化や自動運転レベル5の導入等で未来が読めない全国のモーターチャネル代理店さんにお声掛けをしてモーターチャネル代理店が有する無形資産である個人情報の質と量を高めるために展開している「ほけんのマルシェ」構想は、この考え方と一緒であり、地域をモーターチャネル代理店が支えることを目的としています。早速、移動式脳ドックの会社に連絡をして内容を聞き取り調査するよう動いています。

「ほけんのマルシェ」という名の通り、道の駅のような存在と公民館のような地域になくてはならないインフラにモーターチャネル代理店をしていきたいと考えています。

直近でも岐阜県関市のモーターチャネル代理店にお邪魔し、函館のモーターチャネル代理店とはオンラインでミーテイングさせていただきました。方向軸に確信を持てたので今後も仲間創りに益々励んでいきたいと思います。