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何かやる時に大義は必要

  • 2021/08/02
  • Dr.ウエノの保険コラム
大阪拠点のエーシーピー株式会社という会社の方が大阪からお越しになりました。
自動車整備工場等で事故や古くなって廃棄する車のバンパーを無料回収して再生プラステックにし、その収益の一部を使って、子ども食堂を運営するという提案でした。現在、近畿5府県で展開されていて、これを関東等に拡大したいということで、お越しになりました。
子ども食堂の運営についてはNPO法人を別途お持ちで、ここを使って実績もあるとのことでした。

結心会会員でも子ども食堂を運営されているところがあります。
子ども食堂という名称でやると色々問題があるので、保険契約者のレストランと一緒にレストランの休業日の夜とかを使って、例えば「フランス料理のマナーセミナー」という形で開催しています。
お子様とお母さんに来店いただき、食材も農家の方や食品販売の方に協力いただき、ウエイターもボランティアで実施しています。

子ども食堂の運営費用にするので、エーシービー株式会社で車のバンパーを回収させて欲しいという提案ですが、こうした大義があると、取組む側も協力する人達もやり易いですよね。

3年くらい前には「健康経営」ブームで、どこの企業も健康優良法人の申請をしたいと動きましたが、この時も、多くの保険募集人が健康経営の資格を取得して、企業を訪問し、一緒に取り組みました。結果、多くの法人が健康優良法人の登録ができ、更に取り組んだ保険代理店自身も登録をしたので、大幅に登録が増えました。企業が求める大義に寄り添うことで結果保険提案につながったところも多いと聞いています。

この度、結心会では、大阪のABC朝日放送テレビ社と斡旋業務提携をします。ABC朝日放送テレビ社がテレビ局初のふるさと納税サイト「ふるラボ」を立ち上げるにあたり、保険代理店が地域創生のために協力して、既存契約者等にふるさと納税を案内し「ふるラボ」を斡旋、誘導するというものになります。全国各地の保険代理店は自身が住んでいる自治体に声をかけることで地元の地域創生につながると考え、今回の提携に至りました。
更に、将来的にはふるさと納税のお金を使って太陽光発電所等を造り、脱炭素の再生エネルギーを作り、特産物の代わりにもらえるようにし、ローカルSDGsに協力したいと考えています。
放送性
保険代理店の営業力を活かし、大義を持って行動を起こすことで、結果として保険にもつながると考え、こうした取り組みを推進しています。
地域創生、ローカルSDGsに関心がある保険代理店の皆様、是非、ご一緒に取り組んでみませんか。