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モール型保険ショップとか如何でしょうか

  • 2021/11/24
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
10畳ほどの広さの美容サロンがショッピングモールのように並んだ「モール型美容サロン」という新しい形態が、コロナ禍で増えた空きテナントを活用して美容師の独立を後押しする取り組みとして、今、注目されていることが報じられていました。  

東京都内の一等地・南青山のビルに6月オープンした「THE SALONS」は、中に入ると、2つのフロアに19の美容サロンが並んでいます。
運営会社の代表によると、コロナ禍で飲食店が撤退したりオフィスが縮小したりして空きテナントが増える中、賃料を下げても貸したいというオーナーを選んで賃貸契約をしているそうです。
一方、50万人以上いる美容師の中には、需要が見込める都心部で独立を目指している人も少なくありません。そこで、広いフロアを借り、「小分けにして美容師に貸し出す」ことで独立を後押ししようと「モール型美容サロン」を展開されたそうです。そして、賃料が下がる今、事業を加速しようとしています。美容師の独立には、内装工事や備品などに1000万円以上が必要と言われていますが、これを活用すればシャンプー台などの備品は備え付けで、月々26万円からの家賃と、家賃3か月分の保証金を払えば開業できるということで人気を博しているそうです。
顧客にとっても同じスペースに複数の美容師がいるのは便利ですよね。2~3年いて経営者としてのスキルをあげ、独立できれば、起業支援にもなって良いと思います。

また、別の報道では、「解体物件」専門に出店している人を紹介していました。1年後とかに解体が決まっていて期間限定に故に格安の家賃にできる訳ですが、壊す訳ですから壁とか修復する必要がないので自由に使えて、こちらも人気を博していると報じていました。都心物件にはバブル期の建物や耐震基準に達していない建物も依然として多いので、解体物件はかなりあるそうです。目の付け所が良いですよね。

如何ですか。面白いですよね。コロナ禍で家賃が下がった物件を広く借りて美容師でシェアして使う、解体物件を探して格安家賃で一定期間だけ出店するといった出店方法は大変勉強になりますね。

保険代理店もネットワークの時代です。態勢整備やお客様アフターフォローの仕組み作り、個人情報管理のセキュリティ等々、一代理店ではハードルが高すぎるものが増えています。
だからと言って安易に統廃合すると面倒ですので、まずは「保険代理店モール」でも作って徐々に進めていくのが良いと思いました。
都心のビルをワンフロア借りてスペースの多くのコワークスペースとして貸出してスペース利用料で家賃賄っているところもありますが、保険代理店事務所として貸し出しているところはないので誰かやって欲しいものですね