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マッチングサイト

  • 2020/08/24
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

「直接、人と会えないなら、スマホで出会いを創れば良いのでは」と考え、マッチングサイトを作っている会社の方とお会いしました。

今、この会社が運営しているマッチングサイトはどんなものか紹介しますと、一つは「個人宅配アプリ」になります。おばあちゃんが孫のために美味しいケーキを作ったので孫のところに届けてほしいとアプリを使って「どこからどこまで、この時間帯で運んでくれる人」と検索すると、該当者が出てきて、この中から一人を選択して依頼するという仕組みになります。電車で5駅先とかに住んでいても新型コロナの影響で家まで持って行くのは憚られますよね。でも可愛い孫のためには何でもしてあげたいという方は多いと思います。では一体誰が運んでくれるのかというと年金生活者のシニアだったりするそうです。シニアでも駅5駅くらい運ぶことはできますよね。料金は一律980円程度だそうで、シニアにとっては良い小遣い稼ぎと時間つぶしができて良いですよね。人を運ぶと免許がいりますが、モノを運ぶにはいらないということで、この個人間同士の配送は流行っているそうです。

もう一つは、出張マッサージです。マッサージ屋さんも店舗は三密ということで閉まっているところも多く、ここにお勤めだった個人事業主のマッサージ師は仕事がなく困っています。一方、三密は嫌なので自宅に来てもらってマッサージを受けたいというお客様も多く、この両者をアプリを使ってマッチングさせているそうです。これも前述同様に「どこの場所にいつの何時に来て欲しい」で入力すると行くことができるマッサージ師が検索でき、その中から自分が気に入った人を選択するというもので、一回の施術で1~1.5万円程度支払うそうです。テレワークでお疲れの方が多く、化粧もしていないので出張で女性マッサージ師に来て欲しいという依頼が多そうです。これも面白いですよね。現在登録しているマッサージ師は800人とのことで、この保険についても問い合わせもいただいています。また、毎日800人全員が稼働しているとは思えませんが、1日数百人のお客様とは会ってマッサージをされているので、このお客様に「家計見直し相談のマッチングアプリもありますよ」と話してもらうだけで一定数の保険相談につながるのではないかと逆提案もしています。

直接、保険募集人が会えないなら、こんな時代でも人と会える職種の方と提携することが一番の早道かと考えています。

それにしても色々なマッチングアプリがありますね。
「保険もLINEやチャットを活用して保険相談」というスキームも多く活用されています。具体的な相談ではなく、ぼんやりと家計見直ししたいという感じの相談が多いと思いますが、ここからLINEやチャットで何度か話をすることで、具体的なニーズにつなげていくことは可能だと思います。オンライン保険相談で画面を通じて話をするよりは意外とスマホでの意思疎通の方が効果があるのではと考えています。

次回の結心会定例会あたりにまとめてご紹介できればと考えていますので、お楽しみに!

まずは9月8日~9日開催の第47回結心会定例会にご参加下さい!
申込、お待ちしています!

車も家も行かずに買う時代が到来 セールスレディも終焉か

  • 2020/08/17
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月の国内輸入車販売台数は前年同月比でほぼ半減し、来店での商談が当たり前だった自動車販売の現場も変化を迫られていることが紹介されていました。
 
紹介されていたのは、販売店運営のジャガー東京(東京・世田谷)で、当該社は「商談から納車までオンラインで完結できる販売システムを導入」したそうです。
このシステムを利用したお客様のコメントも紹介されていて、「ネットで事前にいろいろ調べていたので、オンラインでのやりとりでも特に不便は感じない」のだそうです。最終的に一度は来店する客も多いそうですが、「最初の窓口としてのオンライン商談の効果は予想以上に大きい」と手応えを感じているとのことでした。
 
自動車販売では「販売員の人柄」や「接客態度」が『購入の決め手』になることも少なくなかったですが、オンラインではこうした伝統的な手法が伝わりにくい点もあり、ネットを活用しつつ、いかに客との距離を縮められるかが今後の改善点になるのでしょうね。

車と並び、高額消費の代表格であるマンション販売でもオンライン活用が進んでいるそうで、三菱地所レジデンスは「新築分譲マンションのオンライン接客」を全国の物件に広げたそうです。マンションギャラリーでは、担当員がパソコンの画面上で、顧客と仮想現実(VR)のモデルルームなどを一緒に見ながら商談を進めているそうです。これで成果が出るのかと懸念があると思いますが、何と同社のオンライン接客の実績は8月10日時点で、全国40物件で累計413件にも及び、商談全体の5%程度を占めるそうです。この成約に至った割合は「モデルルームでの対面営業とほぼ同じ」だそうですからちょっと驚きの結果だと思います。マンション販売では今後もオンラインと対面の両方を組み合わせ、『新常態』として定着させたいとしていました。

となると、家や車に匹敵する「高額消費」の保険は、同じ道を歩くしかないのでしょうね。「新常態」として、保険も対面でなくオンラインとなれば、大手生保社のセールスレディは戦後75年を経て漸く役目を終えるのでしょうか。

ご存知のように生保のセールスレディは終戦後の戦争未亡人が子供たちを育てるために仕事をしないといけなかったことから国策的に生命保険会社に採用させたことからスタートしました。昔は「保険料は手集金」でしたので、毎月自宅等を訪問し保険料を徴収することからスタートし、今の保険販売に至りました。国策的な施策は未だに大手生保社では国体維持されていて今でも保険募集の6割はセールスレディで契約されている訳ですが、残念ながら「タブレットすら使いこなせない」現状がありますので、これがオンラインになると「わからなくて出来ない」という方が多いと思います。これは損害保険の代理店でも同じで平均年齢60歳を超えているといわれる専業代理店の方もオンライン化についていけないので保険会社としてはこうした代理店を淘汰していくしか手がない訳でバッサバッサと切っている訳です。

新型コロナの影響で、オンライン化がガラパゴス状態だった保険業界も一挙に変わろうとしています。「旧常態」である多くの人を抱えて対面で保険販売する形から、一挙にオンラインで申込みまで出来る「新常態」に変わる中、日本独特の生保募集チャネルである生保セールスレディも大きく変わる時を迎えていると思います。

ゲームの世界から保険ニーズにつなげる

  • 2020/08/11
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

任天堂の人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」が好調で、2020年4~6月期の連結決算は営業利益が前年同期の5.3倍の1447億円と同期間では過去最高だったことが報じられました。「世界で外出を避ける動きが広がるなか、仮想空間で交流したい」という需要を取り込んだ結果で、企業や美術館などがこれに注目し、「商品や所蔵作品をゲーム内で公開して消費者との接点をつくる」という新たなビジネスのプラットフォームになりそうだと報じていました。

対戦要素が強く勝ち負けが存在する一般のゲームと異なり、あつ森は無人島の暮らしを「育てる」形に近く、ゲーム内で友達の無人島を訪問して一緒に遊んだり、探索できたりと離れた家族や友達とSNSのようにつながれる交流の場として機能している面が大きいため、任天堂によると、他のソフトに比べ20~30代の顧客が多く、4割以上が女性なのが特徴とされています。
ネクタイ派手夫はゲームはやらないのでわかりませんが、あつ森では通信機能を使い、服や家具のデザインを好きなものに変更できる「マイデザイン」という機能があったり、ユーザー同士で自慢のファッションや部屋の内装デザインを発信し合うのも楽しみの一つとされているそうです。こうした自由度の高さにいち早く目を付けたのが「ファッションやアート業界」で、ファンなら一目で分かるロゴや独自デザインを無料で公開し、「仮想ファッション」を提供する動きが出ているそうです。

こうした展開は興味深いですね。
最近、某ゲーム会社と結心会で保険の取組で提携しましたが、このゲームは対戦型のものです。対戦型ゲームをする際には武器の購入等で課金していくらしく、ネクタイ派手夫の知り合いで「月に60万円使った」という話を聞いて驚きましたが、その知り合いから「月に2000万円使った人を知っている」と聞いて想像を絶する感じを受けました。これだけのお金が支払えるので、当然富裕層になります。この富裕層に保険を提案しようということでリアルに保険募集人が必要ということで結心会として提携したものです。

「ゲームから保険へ」という新しい流れを作りたいと考えています。

マーケットは色々な所にあります。
人と人がつながる媒体が大きく変わろうとしています。新型コロナの影響でこうした展開が加速しています。「今まで通り」でやっていては、完全に時代遅れになってしまいます。
新しい人との出会いを求めて如何に動くかがポイントだと思い、最近は「マッチングアプリ」を作っている方とも接触しています。

保険業界はいきなり非対面のオンライン保険募集が主力となりましたが、人と如何に出会うかを増やすマーケッティングは不変です。
マーケティングに長けた保険代理店の集合体「一般社団法人保険健全化推進機構結心会」に問い合わせが増えています。
9月8日~9日の二日間、東京を会場に「結心会定例会」を開催しますので、是非ご参加いただき「結心会を体感」してみて下さい。
参加申込はGoogleで「結心会」を検索いただき、結心会ホームページの定例会のところから出来ます。会費は11,000円ですが、金額相当以上の情報を提供できると思います。
多くの方々の参加をお待ちしています。

住友生命が生保レディに保険以外のサービスの販売へ

  • 2020/08/03
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

住友生命保険はローソンなどと連携し、運動量に応じて飲料などの特典を付与するスマートフォン向けの健康増進アプリを売り出すと報じられました。

営業職員が保険以外のサービスを個人に売るのは大手生保で初めてで、新型コロナウイルスで対面での営業が難しくなるなか、保険以外のサービスで顧客との接点をつくることが目的になります。営業職員が保険以外のサービスを売るようになれば生保のビジネスモデルに一石を投じることになると報じていましたが、一社専属性の生保レディでは初ですが、乗合保険代理店である保険ショップでは「当たり前」に保険以外のモノやサービスを販売していることをご存知でしょうか。

保険ショップで、今、売れているのは、二つの「がん検査」に関する商品でしょうか。
一つ目は「唾液でDNAを調べて、がんリスクと疾病リスク」をチェックするというモノ。唾液を取って送るだけなので痛みもなく、DNAに基づく検査なので一生に一度やれば良いので、通常価格3万円弱の商品ですが売れています。ネクタイ派手夫もやりましたが、ビックリするほど当たっていて、流石に遺伝子は噓をつかないと思いました。検査後はすごい量の報告書が来ますので熟読して、自身がどんな病気やがんになるのかを知っておくと良いと思います。
二つ目は「おしっこでがんがわかる」というモノ。こちらも痛くないので好評で毎月4000円弱と手ごろ感もあって売れています。特に企業が従業員の福利厚生のために使うところが多く、費用は福利厚生費として落とせることもあり、採用されています。中小企業で社員ががんになって職場を離脱されると仕事が回りませんよね。年に一回の健康診断に合わせて「がんチェック」すれば早期発見につながり、長期離脱を避けることができます。

両方とも「がんリスク」に関するモノなので、当然生命保険にも直結します。モノを売りつつ生保のニーズ喚起につなげるこうしたモノを販売する意義がわかりますか。

保険ショップでは「ヤマダ電機の家電」も販売しています。家電を買うタイミングはライフプランが変わるタイミングと重なることが多く、家電から入って保険につなげることができるとして好評です。新型コロナで行けなくなりましたが、ハワイのお墓も売っていますし、ハワイでの散骨ツアーも販売しています。タイ・バンコクの不動産も販売しています。保険は一生お客様に寄り添うものなので、一生を通じて必要なモノやサービスは限りなくあります。こうしたモノやサービスを「あの保険ショップに聞けば何でも対応してもらえる」という認識が定着すれば勝ちです。ワンプラットフォームでお客様の困り事、悩み事等々すべてを解決できる場こそが保険ショップなのです。

こうした保険以外のモノやサービスは、一般社団法人結心会に数百種類あります。
関心のある方は是非、結心会を検索して、メッセージを送って下さい。

事務所や保険ショップの「壁面」活用

  • 2020/07/27
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

東京・麻布十番を散歩していたら「ギャラリー壁」という看板を発見しました。
何だろうと入っていくと、単に奥の建物に行くための「通路の壁面」をギャラリーにしただけの空間でした。ギャラリーには工芸作品等が展示されていて、ふと入って鑑賞する人がいて賑わっていました。

「単に奥の建物に行くための通路」の壁面をギャラリーにするだけで、壁と通路がおしゃれな空間に変わりますね。

これと同じ発想で、保険ショップの壁面をギャラリーにしているところが幾つかあります。「地元の皆さんの無料ギャラリー」として開放しています。
保険ショップのイベントとして「題を決めて俳句を作ってもらう」ということをやっているところは、作っていただいた俳句を壁面に展示しています。自分の俳句が展示されているので、色々な人に「見に来て」と声をかけていただくので集客に困りません。

近くの幼稚園に依頼して園児の絵の展示会をしているところもあります。園児の絵は多くのおじいちゃん、おばあちゃんが孫の絵見たさに来店され、絵を見ながら話題には事欠きませんので、会話が弾んで、保険の話もしやすいです。

地元の方で、写真が趣味という方に1週間ギャラリーとして開放したり、鉄道模型が趣味という方に壁面前のスペースをお貸しして地元の駅を再現した模型展示をしていただいたりと活用の方法はいくらでもあります。
地元の方にそれぞれの趣味を多くの方に見ていただく場として、保険ショップの壁面は最適だと考え、地元の方に無料活用いただいています。

保険代理店は「地元密着」で成り立っています。地元の方に知っていただき、足を運んでいただくために「使わない空間をギャラリー化して有効活用」されては如何でしょうか。

保険代理店の事務所でも同様のことはできます。
なかなか保険代理店の事務所にお客様が来られるということはないと思います。来るのは保険会社の社員のみで、そのために応接セットを作っている感じかと思いますが、ここを「お客様が自由に使える場」に変えてみては如何でしょうか。事務所入口に「ギャラリー」の立て看板を設置して週替わりで地元の方に趣味を披露・展示いただくのです。損保の満期の際に「無料ギャラリー開設しました」というチラシを配布するだけで、アッという間にやりたいという声が上がると思います。

ギャラリーでの展示が「生き甲斐」につながる企画ですが、皆さんも実施されてみませんか。