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一人暮らしのおひとり様を保険ショップで支援しよう

  • 2021/01/18
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

新型コロナ禍の収束が見通せない中、一人暮らしの「おひとり様」がパートナーを求めて動いているというニュースが報じられていました。

これまで時間とお金を自由に使って「おひとり様」を満喫していた特に50代以上でこうした傾向が強いそうです。セコムが政府の第一回目の緊急事態宣言解除後の2020年6月に20代以上の男女計500人に実施した「老後の不安に関する意識調査」によると、50代女性の90%、50代男性の86%が「不安」と回答したそうです。

ソロキャンプが大ブームになったり、通販等でも一人分の鍋料理の具材セット等が好調で、近所にも「ひとり焼肉専門店」や「ひとりカラオケ店」等があり「おひとり様」がこの世を謳歌してように思っていましたが、新型コロナ禍の中、「在宅が長くなるにつれて寂しさと不安が募るようになった」そうで、見合いをしたり、同性の友人とコロナ対策を講じた家に一緒に住もうと話し合ったりするなど、先行きの不透明な今を如何に過ごすか、より良い老後のあり方を模索しているそうです。興味深いニュースだと思われませんか。

「ひとりで生きていくのは普通」だった世の中に新型コロナで実際に人との出会いが減ったことで「ひとりで生きていくことの不安」が表面化して来たようです。ここに来て改めて「コミュニティ」の存在が求められていると思います。

保険ショップは保険を売る場所ではなく、地域の悩み事、困り事等何でも話が聞いてもらえる場所として存在しています。その解決策の一つが保険であるに過ぎません。このニュースを見て、「保険ショップのコミュニティとしての存在価値を高めて行く」必要性を感じました。最近は保険ショップでのイベントが開催できず、新たな人ととの出会いが減少していると思いますので、まずは「保有しているお客様」にお電話やDMを出してお困り事や悩み事等がないか積極的に聞くことが大切かと思います。イベントでなく、「一緒に話しましょう」といった企画をされることをお勧めします。
で、保険ショップに来店いただき、会話をするだけでお客様に喜んでいただけると思います。その際にお知り合いのお一人様で寂しくされている方にもお声掛けしていただくように依頼すれば新規のお客様の来店はあると思います。

現在、宅配業者と提携して、荷物を届けられた際に配布物を渡していただき、ここから保険ショップに来店誘導してみようかという企画もあります。宅配業者の方は日々荷物を届けられている中、お住いの方がおひとり様かどうかわかりますので、宅配業者の配布したチラシから「一緒に話をしたい」方を来店誘導できないかと考えています。

コミュニケーションを取りたい方が増えているので、いつでも気軽にお話ができる場所として保険ショップがあることを認知させていく必要があると思います。お客様がお気軽に来店いただけるよう、保険ショップのスタッフは今まで以上の「笑顔」で店頭に立って下さいね。

金融サービス仲介業

  • 2021/01/12
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

今年の金融業界の目玉である「金融サービス仲介業」というワードが早くも新聞に掲載されました。それがNTTドコモと三菱UFJ銀行が「金融事業での包括的な提携の検討に入った」とのニュースです。3月末までの合意を目指し、「ドコモ契約者を優遇する専用の銀行口座を三菱UFJ銀に開設する」ことや、「住宅ローンの共同実施」などを協議するそうです。
 その中の柱の一つとして「共同出資で新会社を作り『金融サービス仲介業』に乗り出すことも視野に入れている」と報じられました。いよいよ来たーというところでしょうか。

因みに「金融サービス仲介業」はお分かりになりますよね。
お分かりにならない方はこちらで確認下さい。http://tempuri.org/tempuri.html

現在、銀行代理業、証券仲介業、保険代理店の金融3つが縦割りになっていて普及が進まないとして横串をさして、この3つを一つの登録で出来るようにしようというものが簡単に言うと「金融サービス仲介業」になります。この新しい業態が今年の冬には登場する予定で多くの企業が水面下で動いています。

今回の、NTTドコモと提携した三菱UFJ銀行は国内最大となる約3400万人の個人顧客を抱え、口座数は約4000万口座にのぼります。2019年10月にスマホ決済やポイント集めを一括で管理できる「ウォレットアプリ」や、2020年9月に家計簿アプリを始めるなど、取引の窓口を広げてきましたが、若年層との取引を広げるには自前では限界があり、約8100万の契約数があるドコモとの提携によるメリットは大きいと判断したものだと分析されています。銀行に通信の組み合わせは「金融サービス仲介業」の大きな柱になると思います。

携帯電話のプッシュ通知を使って、LINE保険のようにタイムリーに適切な保険提案があれば加入する方は少なくないと思います。家計簿アプリを使って出入金を入力していれば、例えば「それだけの家賃を払っているのなら3000万円の住宅ローンは組めるので、この銀行の住宅ローンをお勧めしますが如何ですか」と通知したり、家計簿アプリからどこの保険会社にいくらの保険料を支払っているかもわかりますので「あなたに最適な生命保険のご提案がタイミング良く送られてきた」ら、つい加入してしまいますよね。携帯電話会社も携帯通信料金の値下げを余儀なくされていますので収益確保に金融は必須となっています。

多くのメディアも参入してくると思われます。数千万人が登録して日々アクティブに動いてるサイトに金融全般のコラムを掲載しニーズ喚起しておけば、ニーズが顕在化した時にサイトから「教えて欲しい」というメッセージが入り、これを金融業者につなぐことで仲介フィーが入ることになりますので、簡単ですよね。自社で募集する訳ではなくて「仲介」することが業となりますし、ブローカーのように中立公正な立場で一番良い商品を持つ金融事業者を仲介する訳ですので、ユーザーを抱えているメディアは取り組んでくると思います。

保険代理店も指をくわえて待つ必要はないと思います。保険は代理店業を続け、銀行と証券だけを金融サービス仲介業として取り扱えば良いと思います。金融サービス仲介業をやるには一定の拠出金が必要なので1社では負担が大きいため複数の保険代理店で出資し合って新会社を作る動きが活発化しています。1社100万円出して100社集まれば1億円になります。このくらいの規模で新会社を創ることは容易かと考えています。

まずは「やること」が必要です。「やらないという選択肢はない」と考えています。
結心会会員と一緒に取り組んでみたい代理店さん、企業さん、大募集中です。是非、結心会またはインステック総合研究所のHPからメッセージお寄せ下さい。

保険ショップのブランドを皆で統一するのは如何でしょうか

  • 2021/01/04
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

新型コロナの拡大で首都圏では再度、緊急事態宣言が出るかというところまで来ていますが、万が一出てしまうと、またまた商業施設が閉鎖され、商業施設内出店の保険ショップも閉鎖という事態に陥る可能性が出て来ますね。昨年の緊急事態宣言では多くの商業施設が閉店となり、保険ショップも営業できず、全く収益が上がりませんでした。明けた後もイベントが一切出来ず集客に苦労したところが多いと思います。

こうなってくると、保険ショップの「ブランド力で集客する」ことが効いてくるかと思います。正月三が日テレビを観ていると保険ショップや代理店のCMを目にする機会が何度かあり、新型コロナ過の中アクセスして保険相談予約をする人もいるのだろうなと思いつつ
「やはりブランド力は必要」だなと思ってしまいました。

実は、昔、昔、某保険ショップに対抗するために、皆で保険ショップの屋号を統一しようという動きがあり、実現の手前まで行ったことがありました。あの時、実現していれば、保険ショップは2大ブランドが成立していた訳ですが、今でもできるかと思っています。

保険ショップはFCのところが多いですが、何もFCにしなくても、花キューピットのような「ボランタリーチェーン」で良いと思っています。ボランタリーチェーンだと気軽に参加できますので、一緒に同じ屋号を掲げてみたいという方もいらっしゃると思います。因みに参画が容易な点もあり、花キューピットは全国に約4300店もあります。
現在、損保代理店は統廃合されていて、合体を余儀なくされた代理店は合体して何かを生み出したいと模索されているところが多いと推察しますので、このボランタリーチェーンに参画して統一屋号を掲げて生保募集と保険関連のモノやサービス等を販売していくと良いかと思いますが如何でしょうか。

現在、整備工場代理店さんが集う「モーター部会」なる組織を結心会で構築していますが、モーター部会では統一した屋号を掲げて展開することを企画しています。1つの整備工場代理店さんが複数の営業所等をお持ちですので、ここに看板を掲げると一挙に数が増えてインパクトはあると考えています。実際、車検ではコバック等といった統一看板を掲げているところがありますので、この隣に保険ショップのサインを掲示するだけで保険ショップブランドにつながるかと考えています。現モーター部会加盟の整備工場代理店さんだけでも営業所等に統一看板を掲げると50くらいの看板が立つことになり、そうすると保険ショップ業界で11位くらいにいきなりランクインすることになります。ここにボランタリーチェーンで損保代理店さんや地方の保険ショップが参画すれば、もしかすると業界トップの数に達するかもしれません。否、むしろ、その気概で集まるべき時かと思っています。皆が集えば、テレビCMも夢ではありません。1000の代理店が集い1代理店が10万円出すと1億円になりますので、一定のプロモーションは可能となります。こんな時代ですので、代理店も「個」で戦うのではなく「集結」して戦うことが必要な1年間と考えています。
既にモーター部会では統一屋号も決まっていて、第一号店もスタートしています。

2021年の新しい取り組みとして皆でボランタリーチェーン保険ショップを立ち上げてみるのは如何でしょうか。やってみたいという代理店さん大募集中です。

コロナで来年の出生数80万人割れとの試算が発表されました

  • 2020/12/28
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

2021年の出生数について、複数の民間調査研究機関が80万人を割り込むとのショッキングな試算が公表されました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う将来不安などから、産み控えの動きが広がっているためだと分析されていて。コロナ禍で少子化が加速する懸念が強まっていると指摘されています。

試算通りとなった場合、出生数が2019年に90万人を下回って約86万5000人になってから、わずか2年で80万人を割り込むことになります。これは、国立社会保障・人口問題研究所が2017年に示した最も新しい推計よりも「12年前倒しで80万人を割る」ことになります。日本の出生数のピークは第1次ベビーブーム(1947~49年)の頃で、1949年の約270万人に比べると3分の1以下の水準にも落ち込むことになります。

厚生労働省によると、全国の自治体が今年1~10月に妊婦らから受理した妊娠届の件数は前年同期より5.1%減少しており、地域別にみると4月以降は10月まで東京都が9.1%減、北海道が8.1%減、大阪府が7.6%減といったように感染者数の多いところで減少が目立っていて、コロナの影響が大きいことを立証しています。

また、婚姻数自体も減っていて、厚労省の人口動態統計によると、婚姻数は2020年1~10月の速報値で42万4000件と前年同期から13%以上も減っています。コロナ過で三密を防ぐために結婚式自体ができませんでしたので、減って当たり前というところでしょうが、それにしても、非婚化が益々進めば少子化に加速をかけることになりますよね。家から出なければ出会いもありませんので、しかも一度化粧をしないでテレワークを体験してしまうと家を出ようという気すら失せてしまいますので、事態は悪化の方向かと思います。

このまま少子化が進めば、既に減少局面に入っている日本の人口は一段と先細ることになります。足元の出生状況を踏まえて試算すると日本の人口は2049年には1億人を切ることになり、今後わずか30年で現在の東京都2つ分に近い2500万人以上が減る超人口減時代に陥ることになります。

最近の生保会社は保険に加入して健康を意識させるという健康増進型保険を軸に展開しているところが多いですが、独身者が保険に加入したら婚活の出会いの場を作って行くサービスがあっても良いと思いますね。結心会会員の保険代理店ではオリジナルで婚活サービスを提供してるところもあります。やり方は簡単で保険加入時にアンケートを別にいただき「保険代理店婚活の会の会員」として個人情報の使用の許可を取って、保険代理店の顧客でもある結婚式場やレストランの暇な時間帯を使って婚活をしています。飲食や結婚式場もコロナ過で厳しい経営状況にありますので喜んで引き受けてくれます。女性は保険会社の社員で沢山いるので男性を集めることができれば婚活は意外と簡単にできます。これで結婚となれば、「保険は一緒あなたで加入!」となりますよね。地域、社会が求めることを実際に動いて具現化できるのは保険代理店だと常々考えています。婚活は急務として保険代理店で取り組んで行きませんか。関心のある方は結心会HPからメッセージをお寄せ下さい。

呼び込みの力

  • 2020/12/21
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

ある場所に「ほぼ同じメニューを出しているレストランが3軒、同じフードコートに出店」しています。階段を上がった2階にあり、上がると1軒目、そのまま2軒目、3軒目と続きます。当然、顧客は1軒目のメニューを大きく表示してある看板のところで呼び込みのお兄さんと会話しますが、このお兄さんは静かに単にメニューを「説明」だけしてくれて、押して来ないので、とりあえず隣の店を見てみようかと移動してしまいます。2軒目もお兄さんがメニュー表のところにいますが、とにかく元気で笑顔で声が大きく、まずは「今日は観光で来たのか」とか「外は雨の中、大変ですよね」とか話しかけてきて、『客に喋らせる』ことを強要し、「会話を作り」、強力な押しで店内に誘導するので、ほとんどの客は2軒目に入ってしまいます。そして、3軒目は、こうした光景を見飽きてあきらめているのか誰一人店頭に立ってお声掛けすらしていませんでした。

こうして2軒目はいつも満席、満席の中1軒目に来た人は隣が混んでいるので1軒目に入るか、混んでいる2軒目を通り越して3軒目もチェックして3軒目に入るかという人の流れが繰り返されていました。
ネクタイ派手夫も押しに負けて2軒目に入りましたが、そんなに美味い訳でもなく、観光で2度と来ることはないのでこんなものかと思いつつ少しだけ食べて出ました。

同じメニューを出しているレストランが何軒か並んでいる光景は東京では築地市場あたりで見かけますが、どこに入っていいかわからないまま来ていると結局「呼び込みの差」が顕著に出ると思います。そんなことを思いつつ、しばらく食事をしながら観察をして来ました。

保険ショップは残念ながら並んであるところはないと思いますが、複数のショップを渡り歩いて保険相談されている方は相変わらず多いと思います。「何故、複数の保険ショップを渡り歩くのか」という要因をきちんと整理しているのでしょうかね。「ここで決まらなくても次のお客様が来るから」と高をくくっている保険ショップは大抵閉店しています。「何故」を掘り下げていかないとすぐに保険ショップには負のオーラが纏いつき、不思議と店舗の前を通っても「気付きさえしてもらえない」ことになります。

「お声掛け」は保険ショップでは鉄則で取り組んでいる行動マニュアルの一つで、基本12時から15時まではショップ前に立って目の前を通るお客様にお声掛けをしています。毎日通られるお客様もいらっしゃる訳ですから、まさか同じお声掛けをしていることはないですよね。日々テーマを考え、お声掛けの内容を変えないと、ニーズ喚起につながりませんよね。日々のテーマを考えることで、店頭のパンフレットスタンドのパンフレットの並びを変えるとか手作りポスターを作って掲示するとかのアイデアにつながります。
保険ショップは保険代理店業ではなく小売業でありサービス業です。今年1年の締めに改めて見直してみましょう。

併せて、スタッフの「人間力」をアップさせるための研修を今後実施することを検討してみましょう。ある研修では子供の頃の回想をさせて今の行動に至った子供の頃の体験要因を探り、これを今、解決することで、行動を変えるというものもあります。
「根っこ」を変えるためには保険商品の勉強会やコンプラ研修だけで足りる訳はありません。人間そのものの人間力アップのためのセミナーを是非企画してみて下さい。

今、この人間力アップ研修をある企業と提携して構築しています。
完成しましたら、保険会社、保険代理店の皆様、是非ご採用下さい。

「募集人の人間力アップ」は来年の大きなテーマだと思います。